大きく伸びる軒と列柱で出迎えます。


地域を支える診療所として、大歓迎の期待一杯で待ち望まれたからこそ、優しく患者さんを出迎えます。

待合コーナーは、家でくつろぐように。


寒い雪の中、調子の悪い患者さんがやってくる。混み合う時はここで待つ時間も長くなってしまうでしょう。
身体も気持ちもリラックスできるように、家でくつろぐような待合スペースをつくりました。畳で横になっても構いません。

ゆったり座って居られる中待合



中待合は人が交錯する場所。診察を待つ患者さん、患者さんを問診する看護士さん、処置室やレントゲン室へ向かう人。雑然としないよう、病院の中廊下みたいに無機質にならないよう、あえてゆったりしたスペースをとりました。そしてハイサイドライトで柔らかく陽差も取り入れて、気持ちよく座っていたくなるような中待合になりました。

やさしさのカウンター。


腰の曲がったお年寄りも小さな子供も車椅子の方も使えるように。
それから、ちょっとカバンを置くところもあると便利、足元が奥に入るとカウンターに近づきやすい。。。
使う人、使われ方、いろんなシチュエーションを想像しながら設計したやさしさという機能も盛り込んだカウンターです。

診療ゾーンは機能的に。

診療ゾーンは、引戸を開ければ往来できる計画にしました。室のスペースの一部がバック動線でもあるので、効率よくかつ機能的に診療専用動線を確保しました。



車椅子対応の手洗いカウンター。
トイレから検査室に繋がっている採尿カウンター。