今 ここに居る
風が肌を通り過ぎ
朝の日ざしが目にまぶしい
干したて布団は陽の匂い
外界を遮断し集中する
腹に響くビートとリズム
創作料理は未知の味
乾杯ビールはやっぱり旨い
そこは
必ずしも、かっこよくてキレイな空間でなくてもいいだろう
必ずしも、明るく広く開放的でなくてもいいだろう
必ずしも、自然にうち勝つ構造物でなくてもいいだろう
今 ここに居て
感じ 考えて エネルギーを噴出させ そしてまた蓄積する
そうやって 人が生きていくための空間を
あなたと一緒に つくっていきたい
「居」とは?・・・
「居」というのは、人のいる空間のことです。
空間や場所を表す言葉は、色々あると思います。
間、場、所、space、land、site、field。。。
居も空間を表す言葉の一つですが、居には必ず人が居るのです。
居アーキテクツは、人が活動していくための空間をつくっていきます。
「いまここに居る」
まず一人の人間として「今ここに居る」ということを大切にしたいと
思っています。
生活すること、生きていくこと、今という時間や、今居るこの場所、
そして人との出会いが、設計することとつながっていくからです。
ちょっと大げさなようだけど、人が生活するすまいや人が活動する空間を考えることは、
人が生きていくことを考えることだと思うのです。
いい空間は時によって、すっと包んで癒してくれる場だったり、
よしがんばるぞという元気をくれる場だったり、
静かに考えごとを見守ってくれて、自然の美しさを届けてくれたりします。
もう一人の家族、あるいはもう一人のパートナーみたいなものではないかなと思います。
そういう考えを中心に据えて、建築を空間をつくっています。